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この人のすてきなこと

Yamabiko Hall in Hokuto-shi in 11th November 2020 Photo by Gen Tanabe

森ゆに 田辺玄『2020』アルバムについて、
おふたりにお話を伺いました。-後編-

今回の作品は『2020』は、13曲中9曲が新しくつくられました。玄さんとゆにさんそれぞれに思い浮かんだ曲をデモにして持ち寄って、音を合わせたり、アイデアを出したりしながら13曲が完成しました。それぞれの楽曲はどのように生まれてきたのでしょうか。

アルバム『2020』の楽曲について

rm:全13曲のうち今回のために新しくつくった作品は?

Y:13曲中9曲が即興も含めての新曲です。①a cappella 、②palm-1、⑤庭へ出て、⑦ki ulnu、⑨tone、⑩etude、⑪ひかりのまど、⑫palm-2、⑬largoが新しくつくったもので、③meku、④雨明かり、⑥166、⑧美しい風景の 4曲だけがこれまでにあった曲のアレンジになります。

1.a cappella

Y:この曲を1曲目にしたいなと決めていました。歌詞のある歌というよりは声にフィーチャーした象徴的な曲をつくりたいと思っていて、小さな教会で聴く聖歌のような感じにしたかったんです。

G:声だけのアカペラからアルバムを始めたいというのはふたりの中に共通してあって、今回のアルバムのテーマとして“祈り”になるような作品にしたいと、岡本さんとも話していました。

Y:岡本さんは、わたしが以前つくったアカペラだけの歌を聞いてくださっていて、今回の作品にもこんな感じの曲があるといいですねとおっしゃってくださっていたんです。

2.palm-1

Y:優しいピアノの曲をつくりたいなという感じで、「palm-1」がピアノで、「palm-2」をコーラスにしました。『2020』はCDではなく、木のお皿が入っているということを自分の中でもっと具体的にしたいなと思っていて、お皿って何か大事なものをのせるもので、ものでもいいし、気持ちでもいいし、手のひらに盛るようにして誰かに渡せたらいいなと、自分の中でイメージをつくって生まれた曲なんですよね。大切なものをのせる「Palm」は英語で“手のひら”なんです。

rm:なるほど。それで“手のひら”というタイトルなんですね!

__DSC00117Photo by Mika Nakasho

3.meku

G:以前つくった「めく」という曲をモチーフとして引用しているだけで、このアルバムのために新たにつくった曲で、ホールで即興的に弾いています。今回のアルバムは、事前につくり込んでいく曲と、実際にホールのその場所で即興的に音を鳴らして録っていく曲も収録したいという気持ちがあったんです。自分の中で元々「めく」という曲の中に“風”が吹いている感じがあって、そういう曲が今回のアルバムの中にも欲しいねとふたりで話していていました。

rm:玄さんのギターは、まさに“風”の印象があります。ソロアルバムのタイトルも『風と音と』ですしね。玄さんにとって“風”とはどのような意味をもつものなのでしょうか?

G:自分の中で “風”や“空気”っていうものは流れていてほしいものなんです。人との関係もそうだし、部屋で空気を入れ換えたりするのもそうだし、とどまらずに流れることで次に行ける感じがします。それと、“風”は音や記憶や気持ちなど、いろんなものを運んでくれる象徴みたいなものなんです。

rm:この曲のピアノのキラキラとした柔らかなタッチがとても印象的でした。

Y:ピアノも即興で風に乗るような感じでふわっと弾いています。

G:ピアノは光を感じる楽器で、ギターは風を感じる楽器だと思っていて、アルバム全体にも光が漂っていてほしいという気持ちがあったので、この曲のピアノには光の感じが欲しかったんです。木漏れ日の感じなんですが、ギターがかさかさと葉を揺らしている音だとしたら、その間からキラキラ見える太陽の光がピアノの音という感じです。

rm:なんと美しい。まさにそんなイメージの音が聴こえていました。

4.雨明かり

G:この曲は、自分のアルバムの作品「雨男」がモチーフになっていて、ライブでは彼女とよく一緒にやっていて、声が入るのですが、声が入ることによって、元々の「雨男」の持つ陰のあるイメージが変わるなと思っていて、今回はもっと光を感じられる作品にしたいと思っていたので、雨の後に陽が射してくる「雨明かり」というタイトルに変えたんです。

5.庭へ出て

Y:この曲は、ほかの曲をすべて録り終えてアルバムの形に並べてみたときに、何か欲しいなというのがあって、玄さんとピアノのソロで風みたいな曲があったらいいなということを話して、レコーディング会場で空き時間につくった曲なんです。

G:こういう空気感の曲をつくってほしいと言いました。ピアノの曲がもう1曲あればとてもよくなるなという確信があったんです。あまりつくり込むのではなく、さらっとした、例えば通りを歩いていたらどこかの家の中から聞こえてくる練習曲のような曲というイメージがあったんです。

6.#166

G:この曲はライブでもよく演奏している讃美歌の166番です。“祈り”というテーマなので讃美歌はほしいねと。

Y:そうです、この曲は最初から入れようと決めていました。

G:こういう讃美歌の表現を活かした作品をいつかつくりたいという思いが以前からあって、今回の作品でぴったりとくる感じでした。

7.ki ulnu

G:この曲は自分がつくって、歌詞は彼女が書いたんですが、どこの国の曲だかわからないけれど、歌い継がれている子守歌のような曲をつくりたいなと思って、ほんとうに身近な人のために歌っている曲というような感じでつくったんです。ハミングではなく言葉がほしかったのですが、日本語でも英語でもないどこかの国の言葉でもない、言葉のようなものを歌詞としてつくってほしいと彼女にリクエストしました。

Y:歌詞はどこにもない造語をノートに書き出しました。タイトルの「ki ulnu」は歌詞の中にある単語なんですよ。

rm:そうだったんですね。この曲の謎がとけました。どこの国の言葉だろうと思っていました。夕方に聴く童謡のような民謡のようなノスタルジーを感じさせる不思議な曲ですね。

8.美しい風景

Y:この曲は、『Waltz for BEAU PAUSAGE』(CD BOOK)のためにつくったもので、ボーペイサージュの畑でのライブのとき、初めてふたりで演奏したんです。そのときのギターと声のバージョンを今回収録しようと最初から決めていました。

rm:ギターのバージョンも軽やかで美しいですよね。作品全体を通して言えるのですが、とても落ち着きはらった、瞑想のような穏やかな雰囲気を感じました。特にこの「美しい風景(BEAU PAYSAGEの意味)」を聴いたときにそれを感じました。

G:今回の作品では、曲をつくっているときも演奏しているときも、その気持ちは大事にしていたかもしれませんね。「静けさ」というのは、とても大切なことでした。録音しているときも「静けさ」をすごく意識しました。

Y:岡本さんとも「静かな作品にしたい」ということを話していましたね。

rm:穏やかで優しい、誰かを思うような静けさですね。

G:ふたりで演奏するということの温度感もそこに現れているのかなとも思うんですが、自分たちの足元を見詰めざるを得なくなった年に、世界中でいろいろなことが起きているけれども、いま見えているのは自分たちの手の届く範囲というか、それがふたりでつくることでより明確になりました。演奏しているときも「静けさ」という温度感はずっとありました。

Y:そういう風に言われたら確かに「静けさ」を大切にしていたんだなと思いました。だからこそそれが聴き手の方にちゃんと届いたんだなと思います。

G:自分たち自身も静かになりたかったという気持ちもあったのかもしれませんね。

Y:そうですね、自分はどちらかというとざわざわしてしまったほうなので。(笑)

__DSCF2995Photo by Gen Tanabe

9.tone

G:この作品は、とてもニュートラルな感じというか、この音の余韻や、重なりという、音楽的なものではない、環境音に近い、そういう曲がひとつの流れの中にほしいと思いました。いったんリセットできるという感じです。

Y:トーンチャイムという、ハンドベルが棒になったような楽器で、みんなで自分の好きなタイミングで音を鳴らすという感じで録音したんです。

G:僕たちふたりが2本ずつと、録音を手伝ってもらった甲田徹くんが1本と5つの音を持って録音しました。最初の5音だけ決めて、ある程度ばらばらに鳴っても響くようにキーを決めて、音の余韻を聴いて、消えたら好きなタイミングで感情的にならずに音を鳴らそうと話していました。

rm:不思議な魅力の曲だと感じていましたが、そんな風に生まれた曲だったんですね。

10.etude

G:タイトル通り「練習曲」という意味で、あまりつくり込まずにふたりの関係が見えるような曲というか、親子や家族のような親密で距離の近い曲をつくりたいという、いちばん人の距離を感じられる曲だと思います。音の響きも部屋で歌っているような録音で、とてもパーソナルな曲です。歌詞は彼女が音階をそのまま歌っているだけなんですよ。

rm:8曲目の「美しい風景」のあと、「tone」で余韻を残して、「etude」で親密になるという流れから次の曲につながるんですね。

11.ひかりのまど

Y:玄さんからひとつだけ日本語での歌を入れるのはどうかと提案があって、けど何か方向性をつけるような言葉ではなく、もう少し抽象的だけど特徴的な、短く簡単な日本語の歌詞があるのはいいんじゃないかと。この「ひかりのまど」というのは、あえて言えば「スタジオ・キャメル・ハウス」の窓ですかね。いろいろとあったけれど、自分の日常生活でもよく目にしている一風景が窓だったんですね。ただぼおっと目につくことをそのまま言葉にした感じです。

rm:確かにあの眺めのいいスタジオは窓が一カ所なので、そこから光りが入ってきますよね。

12.palm-2

Y:「palm-1」がピアノで、この「palm-2」が同じ曲のコーラス版です。アルバムの2曲目と最後から2曲目に対称にあるという感じにしたいなと思いました。

rm:9曲目「tone」から少し違う世界へいって、この曲でまたもとの世界観に戻ってくる感じですね。曲の並びにもそんな理由があるんですね。

13.largo

Y:「largo」というのは譜面などに書かれる“穏やかに”という音楽用語なんです。

rm:なるほど、そうだったんですね。それでラストに。

Y:この曲もアルバムの最後にというイメージが元々あって、岡本さんがおっしゃっていた“祈り”のような感じがでるように、厳かに締めくくれるような感じにしたかったんです。アカペラで静かにはじまって、ラルゴで穏やかに終わるという感じです。

rm:ありがとうございました。今回のように、最初はまっさらな気持ちで聴いた曲について、あらためてお話を伺うことで、より理解も深まりましたし、もう一度新たな気持ちで聴いてみようという気持ちになりました。これはとても贅沢なことですね。

__DSCF4781Photo by Toru Koda

◇「やまびこホール」での録音について

rm:今回、録音された会場は独特の臨場感があって作品にとてもよくあっていると思いました。「やまびこホール」はどのような場所で、今回はどうような録音の方法だったのでしょうか?

G:今回の作品は、元々小さな教会のような場所での録音をイメージしていました。実際に教会で録音できたらいいねという話もあったんですが、そういう教会を探すのも難しくて、実際に録音をしようと思ってもいろいろと現実的に難しい面もあって、そんな中で候補にあがってきたのが山梨県北杜市の「やまびこホール」だったんです。

Y:実は、わたしの作品『祝いのうた』を録音した、なじみのある場所でもあったんです。岡本さんにも下見に来ていただいたんですが、すごくいいねということですぐに決まりました。

G:会場全体が無垢の木でできていて、天井もすべて木でできているのはホールとしては珍しいんですね。今回のテーマにも合うし、ステージからの見え方が小さな礼拝堂のような雰囲気もあるんですよね。今回は2020年11月11~13日の3日間で録音をしました。

rm:なんと、『祝いのうた』と同じホールだったんですね。今回の録音はそのときと何か違うのでしょうか?

G:一番の違いは、「sonihouse」の多面体の無指向性スピーカーをつかったということです。『山の朝霧』の録音のときに別のホールで初めて採った手法なんです。それは、これまでに自分が録音についてイメージしていたことを形にしたやり方なのですが、そもそもピアノの弾き語りは、クラシックやオペラのような歌い方をしない限りは、ピアノの方が音量が大きくなるんです。しかも、ピアノに向かって横を向く形になるので、アンビエンスのマイク(会場の中心に設置した全体の雰囲気を収音するマイク)を立てると歌声はあまり聴こえなくて、ピアノばかりが響いてしまうんですよ。それをなじませるために一般的には、録音後にイコライザー(ある特定の周波数の音の出力を調整する機器)やリバーブ(音に残響音や反射音を加える)をかけてホールの響きを再現するように調整するんですが、それももっと自然になじんだ形にできないかなとずっと思っていたことだったんです。

sonihouseのスピーカーは無指向性でいろんな方向に音が広がるので、それを通して歌声を響かせれば、実際にそこで歌っているような感じのナチュラルなライブ感だけを抽出できるんじゃないかと思って『山の朝霧』のときにその方法を試したらとてもうまくいったんです。ライブレコーディングに近い録音の仕方ですね。

rm:なるほど、1曲目のゆにさんのアカペラの響きから教会のような独特の雰囲気で空間の奥行を感じました。

G:空間のサイズが広がる感じがするんですよ。しかも今回は後からのリバーブは一切足していなくて、自然な響きの音だけを録音しているんです。

__DSCF4715Photo by Gen Tanabe

Y:『祝いのうた』のときもとても気持ちがいいなと思っていたホールでした。今回はsonihouseのスピーカーを使うことで、こちらにもメリットがありました。レコーディングのときはライブ演奏のときと違ってモニターを設置しないので、自分の生の声しか聞こえていなくて空間にどう響いているのか体感としてつかみにくくて、録音を聴いてみるまでどのように響いているかわからないんです。けれど、sonihouseのスピーカーがあると自分の声がピアノと一緒にどういう風に空間に出ているかを客観的に感じながら演奏できるので、気持ちの上でもだいぶ違いましたね。

G:それと一般的にレコーディングのときはアーティストがヘッドホンをつけて演奏することが多いんですが、そうすると、空間が耳の部分だけで止まってしまうので生の響きがわからなくなってしまうんですね。なるべくヘッドホンはしないで録音したいんですが、sonihouseのスピーカーがあることでそれができるんです。

Y:そうなんです。ヘッドホンをして録音するのは自分としてはしたくないと思っていたので、今回はとても自然にできました。

rm:この音の響きにはいろいろな考え方が反映されていたんですね。それにしても、今回の録音はとても穏やかに落ち着き払ったような印象を受けるのですが、いつものレコーディングと何か違うことがあったのでしょうか?

Y:録音エンジニアの甲田徹くんがいてくれたことも大きかったと思います。とてもリラックスして録れたと思います。彼はとても落ち着いているし、私たちがどういうことをしたいかということも、長いつき合いの中で理解してくれているので、私たちの間にすっと入ってきてくれる感じです。

G:自分は録音もするし、演奏もするし、特に今回は演奏の比重が大きかったので、誰かにサポートをしてもらいたいなと思ったとき、甲田くん以外には考えられなかったなというのはありますね。

Y:実は自分のソロ作品をつくるときよりはかなり緊張していましたね。今回はボーペイサージュのための作品だし、岡本さんが気に入ってくれるかなという気持ちがどこかにありました。

G:自分はいい緊張感だったなと思っていて、あのホールで録音しているときだけはすごく静かな気持ちでいられた気がしていて、そこから出るといろいろなことを考えざるを得なかったけれど、あの場所にいるときは本当に幸せな時間だったなと。

rm:甲田さんは『Waltz for BEAU PAUSAGE』の録音のときにもご一緒しましたが、わかる気がします。彼がいたことによってみなさんとてもいい雰囲気でリラックスして録音が進みましたからね。

__DSCF4852Photo by Toru Koda

__DSCF4708Photo by Gen Tanabe

◇ふたりにとっての2020年

rm:最後に、おふたりにとって2020年を振り返ると、どんな一年だったのでしょうか?

G:本当にたくさんの大変なことが起きたし、いまなお起きているんですが、いままでの出会いの積み重ねがこれで良かったということがより明確になりました。その大切なことをそのまま信じてこれからも音楽とともに生きていくということで間違いでなかったとはっきりしたし、しっくりきた1年だったなと。

繰り返しになりますが、何か大きなことが起こっても音楽に向き合う気持ちは変わらないんですよね。そのために何か表現しようというふうになれない。でも気持ちが変わらないことに、自分が助けられてきたところもあって、何があっても音楽との向き合い方、つくり方は変わらないと再確認できたと思います。

ずっとこの先これをやり続けていくんだなと思います。

Y:ボーペイサージュを含めていろんな人に助けてもらったなという気持ちがあります。こういう状況の中で、わたしは積極的に発信できなくなるタイプなんです。いろんな考え方の人がいるし、何かこういう状況だけどがんばろうというようなことをはっきりも言えない心境でした。

技術的なこともあって、ライブができないからでは配信で、とは簡単にもできず、あまり積極的に自分発信できなかったんですよね。

そんなとき岡本さんみたいに畑でやりませんか?とか、少し落ち着いているときにライブを開催してくれる人がいたり、周年でお声をかけてくれる方がいたりとか、そういうことの積み重ねで去年が過ぎていきました。

実生活では、ライブがないということ以外は普通でした。ずっとお家にいるからごはん毎日つくらなきゃとか、家のことに向き合ったのでそれはそれで忙しくて、もっとゆっくり考え事したいけど、あまりできなかったですね。

ただ、こういう状況で自分のことを考えてくれている人がいた、ということにうれしみを感じた一年でした。家にこもっている間ずっと森ゆにさんの音楽聴いていました、というコメントなどをいただいたこともあり、こんな大変なときに自分のことを考えてくれている人がいるんだということをしみじみうれしいと思いました。

rm:何か世の中で大きなことがあったとき、積極的に動ける人もいれば、それができない人もいると思うんですね。おふたりは積極的に動いたと感じていないのかもしれないけれど、そんなことはなくて、岡本さんからの自然な流れで『2020』という素晴らしいアルバムをつくって、それが結果として『2020』を聴いた多くの人を救っていると感じています。本当に価値のある作品だと思います。

G:それしかできないと言いますか、いろいろと恩返ししたい気持ちは方々にあるけれど、できることは真摯に音楽と向かい合い続けることだと思っています。

rm:山梨にはいい仲間がたくさんいますからね。

G:確かにいい仲間がたくさんいます。彼らとしっかりとつながれたのもある意味2020年のおかげだったのかもしれないですね。

__DSCF4884Photo by Gen Tanabe

『2020』森ゆに、田辺玄 with BEAU PAYSAGE
ダウンロードアルバム、アトリエヨクトの木皿付き 3,860円(Tax in)
【Track List】
01. a cappella
02. palm-1
03. meku
04. 雨明かり
05. 庭へ出て
06. #166
07. ki ulnu
08. 美しい風景
09. tone
10. etude
11. ひかりのまど
12. palm-2
13. largo

森ゆに 田辺玄『2020』インタビュー  Part1を読む

森ゆに Official Web

田辺玄 Official Web

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